2012年11月25日日曜日

鍬ヶ崎と神戸の中学校など

菱屋酒造店の専務です。まずは鍬ヶ崎の現状から。


会社の隣の家です。基礎を撤去しています。都市計画を立てて
道路の再構成と区画の移動を行います。前と違う場所に土地を
割り当てるので、測量が終わると基礎のコンクリートを撤去します。
 ここも隣接する道路の幅が足りないので一部が道路に割り当て
られると思います。
 菱屋のホームページを更新しましたが、神戸の母校(中学校)の
ページ(http://www2.kobe-c.ed.jp/tkd-ms/)をみたら
題名が「フェニックス」になっていました。菱屋酒造店のお酒の方は
「復活」から再生のイメージで命名しましたが、中学校の方は南洋の
植物(椰子の一種?)から取ったらしい。確かに校舎の入口に植えて
あったのは覚えています。


 これは宮古にあるラサの煙突。昔、銅を精錬してたときに
建てたものです。この煙突については色々と伝説があります。

2012年11月18日日曜日

東北清酒鑑評会

11月15日に仙台で東北清酒鑑評会の表彰式があり、
菱屋酒造店は純米酒の部で優等賞に入りました。
純米酒といっても純米大吟醸で山田錦の精米歩合40%の酒です。
しかし、優等賞はうれしいが売る酒がなくなります。見通しでは
11月中に純米大吟醸は完売の見込です。
 大吟醸「鴻」も全国新酒鑑評会で金賞受賞のときにほぼ完売
でした。今年は例年と出荷状態が異なるので見込み違いが
色々出てきます。
これは仕込一号の留を蒸しています。通常の仕込では留は580キロ
です。蒸すのも時間が掛かります。

放冷機に蒸した米を入れます。580キロの米を蒸すと水分が
加わるので700キロくらいになります。それを順繰りに放冷機に
投げ入れます。それを放冷機でほぐしてホースを通して仕込
タンクに入れます。大体20日弱でしぼるので12月6日ごろに
仕込一号ができます。



2012年11月4日日曜日

仕込開始

菱屋酒造店の専務です。今年の仕込が始まりました。
最初の米を蒸しています。これは酒母2つ分の麹米用で
70キロの米を蒸しています。去年は米が足りなかったので
一般向けの酒が少ないです。最初に上撰と金印を仕込みます。

よい仕事おこしフェア他

菱屋酒造店の専務です。このブログは菱屋酒造店の再建に
ついて書いてきましたが、建屋などの再建が完了すると報告
することが余りありません。
 それで私の興味の趣くままに記事を書き、復興に関する事項が
あればそれを書くように変更します。書いている内容がかなり
ばらばらになると思いますが御容赦下さい。
11月1日に東京ドームで
「日本を明るく元気にする"よい仕事おこし"フェア」

があり、参加しました。

2メートルx2.5メートルの小さなブースです。私と奥方で行きました。酒は
5種類持ち込みましたが、この時点で2種類完売で、最終的には全て完売しました。


ドームのグラウンドはこんな感じでした。菱屋酒造店と取引のある
小売店が来店してくれました。
こちらは小金井の佐藤商店で御夫婦で来られました。


こちらは品川の内藤商店の社長さんです。

 今年は仕込みを10日ほど早くします。何せ、去年は再開が何時になるか
分らなかったので米の手当てが十分にできなかった。今年は米が高騰して
これも大変です。復興には酒を売ることが必要なので皆様にはお酒を楽しんで
復興を支援していただきたいと思います。