2011年12月26日月曜日

仕込の状況

復興一号の酒は本醸造のお酒です。地元でも
期待されるお酒です。宮古市では1月4日に
「市民交賀会」があります。そこに出すのが
最初です。
12月の仕込スケジュールです。

これは槽庫(ふなぐら)のタンクです。槽というのはモロミをしぼる機械
のことです。ここも津波が天井まで来たのでタンクは補修しました。

蒸した米を放冷機でほぐしているところです。放冷機に木の枠を
付けました。
これはアルコールの度数検定に使う蒸留器です。これらの機器も
津波で流されたので他の会社から譲っていただきました。
これはラベルを貼るときに瓶を固定する枠です。いくつか新調しました。
これは1800ミリ用です。
米を蒸しているときの建屋の外です。湯気が換気扇から出て
この辺に水滴が降り注ぎます。
今度の報告は新年になります。復興報告が4ヶ月過ぎました。

2011年12月19日月曜日

仕込と取材

仕込みを開始したら、色々なメディアの取材がありました。
米を蒸す準備中です。奥の状態に注意して下さい。
蒸した米を放冷機で表面を冷やします。右にいるのはマスコミの取材です。
作業員は白衣を着ています。
これは甑(穀物を蒸す容器)で米を蒸しているところです。
これは12日に米を蒸すとき、奥に注意して下さい。
洗米タンクを設置しました。
これは放冷機で蒸し米を冷やしています。蒸気を逃がす吹流しを付けています。
写真では髪しか映っていませんが、吹流しの向こうに取材の記者がいます。
仕込みと機器の設置を並行して進めているので、段々と工場の状態が
変わって行くのが判ると思います。

2011年12月10日土曜日

仕込の開始

米が到着しました。
米を蒸します。
蒸した米を放冷機で冷まします。
麹室に運びます。
これは最初の酒母の麹用の米です。蒸した米は70キロで
酒母2つ分です。作業は仕込みと機器の整備を並行して
進めています。

2011年12月6日火曜日

12月の状態

菱屋酒造店です。少し報告が遅れました。
11月30日に建屋の工事が完了し、仕込の準備が始まりました。
両関酒造から頂いたタンク。これを貯蔵庫に入れます。
こちらは事務所に使う建屋です。この辺はまだ住居は建てられません。
前は離れにしていた建物を修復して使用します。
作業準備中の蔵人と社員です。
タンクを貯蔵庫に運んでいます。
運び込んだタンクです。170と171は両関酒造から頂いた
タンクです。
これは洗瓶機です。
建屋の完成祝に岩手日報から頂い花です。
こちらは岩泉町の泉金酒造から頂いたお祝いの花です。
建屋の修復が終わり、醸造機器の調整と仕込の準備作業を
並行して進めています。
順調に進めば1月の上旬に初出荷の予定です。